ネタバレ無し!東村アキコ先生が描く大河ドラマ「雪花の虎」を読んでみた!

雪花の虎

海月姫・タラレバ娘で有名な漫画家の東村アキコ先生。

アン
先生の作品、私大好きなんです!

海月姫は常に大爆笑してましたw最終回が惜しいぐらい。

だけど、すごくキレイに終わったんじゃないかなって思います。

 

その東村アキコ先生の作品で「雪花の虎」という、「上杉謙信女説」をテーマにした漫画を読んでみることにしました!

ギャグに定評のある先生ですが、シリアスな話です。

1巻~4巻まで読んでみたので、さらっと感想を書いて行きます!

 

◆◇◆ もくじ ◆◇◆

上杉謙信の話

上杉謙信といえば、武田信玄とセットで有名な戦国武将の1人ですね。

 

アン
私はぶっちゃけ、歴史は弱いですw全く勉強しませんでしたw

 

けど、戦国BASARAというゲームで、戦国時代の人物にちょっと詳しくなりました(笑)

学校の教科書が漫画だったら、私は覚えれたかもしれない…。

ってのはさておき、この雪花の虎は上杉謙信が主役です。

 

そして、この漫画のテーマとして、謙信女性説としての話で進めています。

上杉謙信の女性説の記録は、たくさん残っているみたいですね。

例えば、有名な肖像画は実は全く違う人物だったとか。

本当の肖像画があるらしいのですが、どうも女性的らしいですね。

 

で、私実は戦国時代モノの作品に触れたことがBASARA以外なくて…。

戦国時代のシステムってものが全くわからなくて、まずそこについていくので必死でした(笑)

 

まぁとにかくこの話をざっくりというと…

謙信を女性説として進めていっているので、「(この時代は特に)女がトップに立つことは難しい」ってこと。

アン
その辺の葛藤シーンが見応えが楽しい!

 

アキコのティータイム

戦国時代作品に、いきなり出てくる横文字(笑)

難しい解説などが続くんですけれども…さすが東村アキコ先生。

歴史に弱い人用に、救済措置を置いてくださっているんですよ。

小難しい説明があるページの下に、「歴史が苦手な人のためのワープゾーン」ってところがあるんですよ(笑)

 

はじめ見たとき

アン
何だこの枠!

と思ったんですけれども…

「小難しい話なんてほっといて、こっちでお茶でもしようよ!」って世間話しちゃってるんですよ(笑)

でも、その小難しい内容を、さらっと説明してくれてるんです。本当にさらっと。

 

実は説明って簡単にできたりする

でもよくよく考えてみたら、さらっと1行で話せる内容なんだなって思っちゃうんですよ。

例えば、「上杉謙信女性説の記録がたくさん残っている」という子難しい話が載っているページ。

「上杉謙信ってね、なんか女じゃない?!って証拠がいっぱい残ってるみたいなのよ~」

みたいな、井戸端会議のおばちゃんみたいなノリで話してくるのが、面白いんですよ(笑)

 

そんなゆるくても解説できて、理解できるものだな~って思ったんですよ。

よくあるじゃないですか、教授とかが小難しく説明するの。

あれだって、ざっくり言っちゃえば、数分の説明で言えちゃう事って結構ありますからね。

「難しい言葉を使ったら知的に見えてかっこいい!」って見栄もあるよね、あれ(笑)

 

歴史が苦手な人でも優しい場所

そして歴史ものは、特に戦国時代のような殺伐とした時代の物ってやっぱり小難しいことが多いのです。

アン
歴史弱い人からしたら、理解するのが大変なんですよね…

歴史が弱い人からしたら、難しすぎて嫌になっちゃったりとかね。

その小難しい説明を、ざっくりと避けてくれるのが、このアキコのティータイム。

 

アン
最高に笑いました

 

戦を勘違いしていた

私は戦国時代と言ったら…

「とにかく戦が大好きな男どもが、わーわー叫んで戦っている」というイメージでした(なんてアホな考え…w)

とにかく戦&権力好きの、血の気の多い奴どもが戦ってるみたいな。

 

でも全然違いました。

ちゃんと理由があって戦をしているんだって。

当たり前なんですけれども、私はそれが全く分かっていなかった…。

 

1番大きな理由は、領土を拡大するということ。

それは権力のためのエゴの理由もあるけれども…

お偉いさんは、村民たちを守るために戦っているとも言えますよね。

 

例えば、今であればスーパーとかで簡単に買える塩。

でもこの時代は、海沿いじゃなきゃ手に入らないものだったんですよね。

なので、海側に面していない領土は、塩を手に入れることが高値で困難だったとか。

だから海の海沿いの領土を占領して、塩をゲットする!みたいな。

 

アン
そういう姿を見ていると、今ってすごく便利なんだな…って考えさせられました

 

ギャグは控えめ

東村アキコ先生といえばギャグが定評があるんですけど、こちらの雪花の虎はシリアスよりです。

笑いが0というわけではありませんが、かなり控えられてます。

ぶっちゃけ読む前は、ギャグ漫画と思ってました(笑)

 

でも、全然そうじゃなく、本当にシリアスな漫画で。

歴史が弱いこともあり、読むのに時間がかかりました(笑)

アン
主に理解することに

 

けどじっくり読んでみたら面白いんですよね。

ギャグ漫画も大好きなんですけれども、こういった人間ドラマって言うんですかね?

困難が立ちふさがって、それと戦って、勝って、負けて、悔しい思い、嬉しい思いをして。

 

そういった1人の人生を見ていると、感慨深いものを感じます。

昔も今も、結局人間は自分大好きなんだなってね。

 

おわりに

こちらの作品のおかげで、戦国時代の知識がまた増えました。

本当、1人の人間だけで、こんなにもドラマがあるんだなって。

 

そして周りの人たちも、1人1人にドラマがあって。

お隣はお隣でお家騒動を起こしていたりとか、忙しい時代だったなって思うけれども…

実は今もそんなに変わりなくて。

 

アン
人間ってあんまり進化していないのかもしれない…と思ったのでした

 

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