主人公の驚くべき禁断の事実がやばい!クレイジー鬱な「霧上のエラスムス– Two-faced stories –」について語る!

霧上のエラスムス メル

アン
心理描写が上手に描かれているのノベルゲーが好きな、アンです!

 

この作品、これまた異質なミステリー系のノベルゲーですよね…。

「人間の怖い部分」を描くのが、この作者さん上手い。

普通のホラーで化け物に襲わえる怖さじゃなくて、不思議な現象だけど、もしかしたら身近で起こりそうなゾクッと感じる怖さがある。

 

アン
そんなマジメに話し始めた「霧上のエラスムス」について語っていくよ!

 

※ガッツリネタバレが含まれますのでご注意ください。まぁ…この記事にたどりついちゃった方は、ストーリーを知っている方ばかりでしょうがw

 

「霧上のエラスムス」オススメ鬱ポイント

ネタバレ!「霧上のエラスムス– Two-faced stories –」鬱ポイント

  • 人1人の「人権破壊」。法律ってすごいんだなと思い知らされる
  • 1人消えたらサクッと次々~☆ジェットコースタースピード展開
  • 「しょせん人間は我が身が1番かわいい」と思い知らされる保身の行動
  • クローンとかとにかく重すぎる!短編で収まりきれないテーマすぎるよ、これ!?
  • 世界で1番恐ろしい存在は「人間」と思っちゃう
  • 昔の作品だから仕方がないけど、PC版はウィンドウが小さい(汗)
アン
サクッと、語っていくぞ!

 

人1人の「人権破壊」。法律ってすごいんだなと思い知らされる

この話の怖いポイントは「コピー人間」の存在。

金持ちしか出来ないことだけど、クローン体の存在があるんですよね。

「あっ、こいつダメだわ」ってなったら、金を出してコピー人間から教育をし直す。

 

……おいおい、アクションゲームの残機じゃないんだぞ…!?

けど、現実的にクローンの進化が出来上がっていたら、人間本当にやってしまいそうで怖い。

「クローン体のオリジナル?ああ、もういりません」とは普通に言われそうでさぁ…やべぇよ…。

人1人の価値が、ものすごく軽く扱われている。

 

この世界を見ていると、「人権」っていう法律って素晴らしいものだな…って考えさせられたわ。

普段あんまり考えたことないけど、法律とかルールってものを考えた人ってすごかったんだな…

ってこの作品読んでいたら思えるよ、マジ。

 

あと何気に、ポーリーンの

「私を愛してくれないネインなんていらない!そんなの私が知っているネインじゃない!あなた誰よ!?」

と言わんばかりに、無邪気?にネインを交換するのが一番怖かったかもしれないw

金を持っている恋する乙女を怒らせたら、こうなるってことか…w

 

1人消えたらサクッと次々~☆ジェットコースタースピード展開

最初は正直、展開が遅いなぁ~って思ってた。日常的なシーンが多かったんだよね。

説明のために丁寧とも言えるんだけど、やっぱり最初は引き込まれる何かがほしいな~って思ってた。

けど、ヤコポが退場あたりから、ジェットコースターの速度で話が進む進む。

 

アン
個人的に先に、製作者さんの別作品「セブンスコート」をプレイしていて、ヤコポが好きになっていたので(実質的には中の人違うけど)、ぶっちゃけここショックだったw

 

人が撃たれた時点で「やべー!もしかしてデスゲームが始まるのか!?」ってなっていたのに、いきなりぶっとんだクローンの話が出てくるし。

そしてやっぱりどんどん退場者が出て、「やっぱりデスゲームじゃないか!」って、歓喜びびってたりとか…

ちょっ、最初のゆる~い展開から、速度設定が間違ってないか?!って思ったw

 

オリジナル・メルの立場

メルの過去話を読んでいて…めっちゃ苦しくなった…。

自分はアホで劣等感の塊だから、(比べたら失礼だが)メルの「落ちこぼれ」って苦しみ、わかるんだよなぁ…。

妹のネリーも、「本当は助けたいけど、お兄ちゃんのせいで自分にも被害が出ているから」って理由で拒絶されるし…。

「いじめられている子をかばったら、自分にも被害が出るから見捨てる」みたいな感じだよね。リアルなんだよなぁ、色々と…。

 

もーなんで人って特に大人の年齢になるにつれ、「〇〇ができないとダメな奴・落ちこぼれ」みたいなことになるんだろうね。

人の目が怖くなって、やりたくないけどハミらないように自分も必死にしがみついたり、落ちこぼれをターゲットにしてみんな見下しだすし。

アン
ゲーム中の鬱っていうよりも、現実の鬱を見ているようで苦しくなってたわ…

 

 

 

 

クローンとかとにかく重すぎる!短編で収まりきれないテーマすぎるよ、これ!?

この作品のキーワード「クローン」。

なんか…ありきたりでおキレイな「自分は世界に一人しか居ない、代わりなんて居ない」って言葉があるけど。

「自分なんて価値がない…何が世界に一人しか居ないだ!」ってついつい、自分を嫌悪しちゃったりするけど。

 

このエラスムスの世界を見ていると…自分は一人しかないないってすごいことなんだなって思った。

自分と同じ、代わりの存在がいるって怖いんだなって思った。

ひどい言葉だけど、仕事で「お前の代わりに働けるやつなんて、いくらでもいる」って言葉あるけど。

あれはあくまで「仕事内容の変わり」であって、「その人自身の代わり」なんて居ないんだよな。

 

そんなすげー重いテーマを、短編でまとめるって…すごいね!?

もうこれだけで、マンガだったら単行本20~30冊は行きそうな、重いテーマよ!?

いや、重いからこそ、サラッと終わらせたかったのかな?短編で数時間だけだったけど、すげー気分が重かったからね…。

アン
鬱ゲーに免疫のある自分でも、すげー陰鬱になりました…

すげぇよ、製作者のnovectacleさん…

 

世界で1番恐ろしい存在は「人間」と思っちゃう

もーここまで散々語ったわけだが。

とにかく、クローンを平気で置き換えちゃう人間の存在が一番怖いよね。

この存在で、いろいろな人々が苦しんでたしね。オリジナルも、クローンたちもね。

 

サイドストーリーのミシェルの話だって、やべーことになってたし。

オリジナルの存在と、クローンの存在、見た目も中身も同じで、自分に対しての記憶がないってだけで地獄を見る。

その執念が、愛するネージュを地獄に落とそうとした。かわいさ余って憎さ百倍ってやつよ。

アン
番外編のSS(ショートストーリー)の小説は、けっこう明るい感じがして楽しかったけどw

死んだ魚のような目のイラストが好きw

 

人の怖さは、ほぼ全部感情から発生してんだよなぁ…。

周囲の目、自分がバカにされる恐怖から息子を変えた両親の「嫌われる怖さ」もあるけど…

人に嫌われる怖さよりも、「人を愛してこじらせる怖さ」の方がやっかいかもしれん。

 

昔の作品だから仕方がないけど、PC版はウィンドウが小さい(汗)

これは作品とは関係ないけど。

私、フリー版のソフトをインストールして遊んでいたんですけどね?

画面がちっちゃかったんだわ…!

だから、せっかくの美麗イラストや文字とかも全体的に見えにくかったのよ…!

 

コレがこの作品の1番の鬱ポイントかもしれん…!w

 

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ABOUTこの記事をかいた人

最初はアニメブログのつもりでしたが、今は「ゲーム・マンガ・アニメ」などなど、とにかく好きなものを自由に詰め込んだ闇鍋ブログになっとります。かわいい癒やしも、ダークな鬱世界も好きな雑食です。不定期に気まぐれで更新。何でもありが許せる器のでかすぎる方はぜひ楽しんでってください。