「ダグ&キリル」4話を見てきました!

今回の話はざっくり言うと、トラヴィスエンジェルたちのお話。
「あれ?先週のデリックタイトル…?」と思ったあなたは正しい!
そんな突っ込みどころから始まった今回の4話も、感想を書いていきます!
※ガッツリではないですが、サラッとネタバレしていますのでご注意下さい。
◆◇◆ もくじ ◆◇◆
デリックのまさかの出オチ
今まで散々「すでにこの世にいない人」といった表現だったデリック。
なのに急に先週のタイトルに「かえってきたデリック」とでたデリック氏。
あれは、「実は生きていた!」みたいな感じかと思っていたんですけれども…
普通に、病院に入院しているだけだったw
しかもデリック、オープニング開始のたった数分で先週のタイトルを終わらせてしまうというw

「なんだかんだ言いながらも、『えっ終わり!?』とギャグと思わせて、結局はデリックのテーマで行くんでしょ?w」
と思ったら、
本当にほぼデリックの出番ないしww
さらっと別のテーマに入ってしまってるしで、このギャグのテンポ本当大好き!!と思いましたw

出典:SUNRISE/DD PARTNERS

あと余談ですが、キリルもデリックを亡くなった人と思っており、ダグに「誰も死んだとは言っていない」と言われて…
「確かに言っていない!」とキリルが言うシーンがありましたけど…

ディーナはかっこいい姉ちゃんでした
初見では、「ピンクの派手なチャラい姉ちゃん」としかイメージがありませんでした。
しかしこの回を見て、一気に変わりました。

この4話だけで、ディーナの魅力がたっぷり込められていました。
機転力の早さ
チャラ男たちの拠点に潜入捜査するとき、「TPO」を考えた服装をしてきたディーナ。
対してルーキーのケイは、ごく普通の私服。
普通な服のトラブルに対しても、さらりと「田舎から来た妹」という設定に対処する頭の回転の良さ。
この時点で「優秀なオーラ」が漂っていたんですねぇ。

ずる賢いたくましさ
ホストクラブの経費も、もちろん手回し済み。
デカイ餌を釣るために、派手な演出で実際に餌を釣ることにも成功。
「先のことを見通せる力」が長けているなと思っていました。
そして、解決のためなら、パンツ一丁で吊るすという手段を選ばない潔さ。

自分を通せるために有能である姿
さらに、「規則が絶対!」とするケイに対し、「自分には自分のやり方がある!」という自分の主張できる芯の強さもある。
有能だからこそ「コンビを組まない」と言う、有能だからこそのわがままが許されるポジションもかっこいい!
とにかくかっこいいピンクである!
最後は、突然のゲイリーの裏切りでも、とっさに対応する機転を披露してくれましたしね。
けど、そんな逞しいピンクには、優しい面もあるのですよね。
デリックの店の開店祝いに、一夜漬けでマスコット人形を作ってあげるとか。
昔の相棒に重ねてていう意味もありますが、ケイに対してもなんだかんだ言って世話を焼いているんですよね。

人間関係の複雑さ
今回の組織図の仕組みを見ていると…
「いかにも、現実にも身近にありそうな話だな」と思って見ていました。
キリルたちの部署「SE7EN-0」と、薬物取締課は、似たような仕事内容で共同することもあるけれども…互いが噛み合わずギスギスするとか。
本当に身近にあるような話で「あるある」と思ってましたからw
そしてその小競り合いが、大きな事件に今回は発展したって感じでしたしね。
人間って、互いが違う存在なのだから仕方がないことなのですが…。

対して、SE7EN-0メンバーはみんな仲良しですね。
ルーキーのケイのグチに対しても、メンバーがみんな話を聞いてくれる。
ケイだけの視点ではなく、ディーナを知っている人達からの視点を聞くのは、とてもいいことだなと。

このダグ&キリルは、現実に身近にあるような出来事やキャラクター達が多いので、愛着が湧いてくるんですよね。

ケイという名の●●
ディーナの元相棒は、まさかの犬でした。
思い返してみれば、最初の方から伏線が張られていたんですよね。
草原を走るシーン
ディーナの回想シーンで、草原を走る幼きディーナ。
ですが、このシーンでは元相棒の姿はいませんでした。
大体こういう時って、顔に影が入っていたりして現れるのが多いのですが…
全く影がなかったのでちょっと疑問に思っていました。
実はもう、この時点で出ていたのではないでしょうか?
長い草が生い茂った草むらの中を、ケイ(犬)が走ってたんじゃないかな~って。
犬サイズだから、見えなかったんじゃないでしょうか?
犬のマスコット
そしてデリックに開店祝いのために渡した、犬?のマスコット。
あれってもしかして、モデルは元相棒だったんじゃないかな?って思います。


出典:SUNRISE/DD PARTNERS
しかし今までコンビを拒否していたのに、「名前が一緒・性格が似ている」というだけでケイを選ぶとは…
よっぽど、その犬(ケイ)が好きだったんでしょうね。
4話のキリルのアホっぷり
4話はトラヴィスエンジェルが主役だったので、キリルの出番は少なかったのですが…
そんな少ない出番でも、見事にアホは披露してくれていましたw
- 歓迎会スピーチがあるとダグに騙される
- スパイ活動でダグにいいように遊ばれる(たぶんダグの兄心的)
- 透明ガラスに不細工な顔を披露する
- ダグに対して怒っていたのにユリの話題ですっかりと怒りを忘れる単純さ
- ユリをロボットと本気で思いこんでいる

さらに次回予告でも、ナレーターが突っ込んでるのにも爆笑w
おわりに
4話もの最高に笑いましたw
笑いどころとシリアスの差がとてもバランスよくできているので、とても面白い作品です!
さらに、「人間関係」といったものを考えさせられますね。
その辺も勉強になって、とても楽しく色々なものを学べる作品っていいですよね!
5話は少し物語が動きそうですが…

⇒他の話数のDOUBLE DECKER! ダグ&キリルはこちら
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